賢島大学

教養講座「高校生の考える志摩市の未来」 開催結果報告(2014/08/28開催)2014年9月19日 14:49

【8月開催の教養講座「高校生の考える志摩市の未来」の報告】


参加した高校生たちがすごいんだなあ!


 8月28日(木)19時半から代々木高校の2階教室で「高校生の考える志摩市の未来」という題目で開催されました。参加高校生は神明地区出身で高校2,3年生。男子1、女子2名でした。司会は事務局西尾哲明がしました。またサポートとして、志摩市役所まちづくり課の方に加わって頂きました。尚、志摩市誕生10周年記念で、7月講座は大口秀和市長を迎えています。

【合併当時の記憶】
 合併時(平成16年)はまだ小学校の1,2年生だったので、記憶は薄いがケーブルテレビで放映されて、志摩が大きく変わるという印象を受けたような気がする。

【ここで、町づくり課の方から、当時の資料を提示された。】
○ 小泉首相、ブッシュ大統領のころ。
○鳥インフルエンザ
○新潟中越自身が発生
○ 1万円札の絵柄が新しく変わる
○福岡ソフトバンクス
○イチロー最高打率
○ ヒット曲 平井堅「瞳を閉じて」
○流行った映画は「ラストサムライ」
○ アテネオリンピックで北島康介、超キモチイイ!

【人口減少と高齢化社会になる】
志摩市の人口:H7年 6万3千人 → H22年 5万4千人15年間で約9千人減そして予測会社の推定によれば
H27年 5万920人 H32年 4万7千人 H37年 4万3千人。また10年すると7920人減少というデータが話された。

【これから先のことで】
○この先、志摩市にいても将来あまり面白くないかな。
○給料が安いと思う。
○志摩市には若い者が就職するところがあまりない。友達もあまり志摩へ残らない。
 やはり進路のことが若者には重くのしかかっていると感じました。

【高校生のが見る志摩市への夢】
○観光客をもっとふやしてほしい。
○大手企業との連携
○都会では体験できない演出
○隣町の鳥羽市では子供への手当が充実していると聞くので、志摩市もそうしてほしい
○日本で1番のものを作る。
○ブランドの店がほしい  
○福井県の鯖江市の高校生と市役所の職員で祭りの企画や携帯アプリの開発等行っている・
○海外留学してきた高校生から志摩市の姉妹都市をつくってほしいという願いも出された。
○近鉄電車のつるし広告に鳥羽市のがある。志摩市のポスターもつるしてほしい。

【会場の賢島大学の会員さんとのやり取りの中で】
○市からの発言:志摩市では、都会の方が志摩市で働けるASK(畔名、志島、甲賀)で現在13名の方が漁師、
 サツマイモの栽培等の仕事をされています。
○志摩市内で働く場所作りは大人の責任です。
○若い人が流出していかない工夫が必要。

21時までの時間いっぱい大人たちと高校生の意見が交わされました。
この報告は会員の中嶋聡さんのブログ「中嶋聡の自分の心を見つめよう」参考(必見です)

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