伊勢志摩の今とこれから2008年5月10日 08:22
2008年5月10日 19:00~ 代々木高校 志摩本校
伏見晋也 近畿日本鉄道株式会社 伊勢志摩事業部課長
2008年度 伊勢志摩元気プロジェクト 賢島大学 第1回教養講座 2008.5.10
参加者 39名
「伊勢志摩の今とこれから」
講師 近畿日本鉄道KK伊勢志摩レジャー推進事業本部 伏見 晋也
0 まず、自己紹介。近鉄に入社以来、鉄道部門。「まわりゃんせ」の切符を創造してきた。
昨年1月から伊勢志摩地区の担当になった。近鉄は日本一の営業距離(=5000Km)を誇る。
1 まず近鉄の主な歴史。
昭和2年に参宮急行電鉄を設立。6年に大阪―宇治山田間全通。26年に志摩観光ホテルが開業。昭和45年には大阪万博があり、賢島へ直通列車が乗り入れとなり、志摩マリンランド開業となる。平成6年には複線化し伊勢志摩ライナー運転開始、スペイン村開村。まつり博があり、翌年には宝生苑開業となった。伊勢志摩地域での歴史や戦略は遷宮とほぼ似た年で、20年毎に大きな動きがある。観光動向では平成6年の約1954万人を最高にして昭和48年から平成9年まではほぼ1300万人だったが、その後は1000万人まで落ち込み、7年からやや上昇にきている。
2 伊勢志摩の事業計画
三つの柱・グループ事業の強化=グループ会社間の営業連携と統治力強化、・情報発信と商品企画の拡充、・地域の魅力の創出である。それは伊勢志摩の地域振興への貢献→全国から注目され、競争力のある観光地伊勢志摩の形成である。
志摩エリアでは、健康・スポーツと観光資源を融合させた滞在型旅行商品を提供である。
① 美と健康づくりプログラムの提供(スポーツ医療+ビューテイ)では志摩オリジナルのセラピープログラムを作成し、高品質のリゾートホテルを目指したのが近鉄アクアビラ伊勢志摩なんです。②賢島での温泉開発、③スポーツイベントの開催・誘致で、ⅰハーフマラソン大会の開催.ⅱ全米女子プロゴルフ協会公式戦の誘致である。
そして、今建築中の志摩観光ホテルについて。伊勢志摩事業計画の象徴的プロジェクトとして、今年の10月10日開業。新「志摩観光ホテル」は志摩観光ホテルベイスイートと命名し、旧は志摩観光ホテルクラシックとする。
商品企画の拡充では伊勢志摩キャンぺーン「美し国、まいろう。伊勢・鳥羽・志摩」や「スーパーパスポートまわりゃんせ」。その後では周遊パスポート「あそばんせ」等の近鉄の経営努力が話された。
3 質疑応答 (会場からの意見)
・ 「癒し、セラピー、ロハスなどのイベントを増やしたり、星座観測などはどうか。」
・ 「バスの本数が少ないので、手を挙げたら乗車できるようにしてほしい」
・ (感想)近鉄本社の人とお話ができて良かった。お願いするだけでなくて、、じゅうみんも自立する必要があると思う。